幅80cmの机では、モニターを1台にするか2台にするかで、選ぶべきアームが変わります。画面を増やすほど便利になる一方、横幅や壁との距離が足りないと、机の使える面積を圧迫します。価格差だけでは決めにくいときは、対応サイズと本体重量、クランプまたはグロメットで固定できる天板かを先に照合しましょう。
1台ならPixio PS1S Waveとエルゴトロン LX、2台ならPixio PS2Dが候補です。幅80cmでは、モニターの外寸だけでなく、アームを動かすための後方スペースも測っておくと設置後の調整がしやすくなります。
この記事で分かること
- 幅80cmの机でシングルとデュアルを選ぶ基準
- 対応サイズ・耐荷重・VESA規格の確認順
- クランプ式を取り付ける前に測る場所
製品の違いを先に比較
商品名や価格だけでなく、購入前に差が出やすい条件も横並びで確認できます。
設置条件を整理
画面数・重さ・天板から候補を確認
取り付けたい画面数とモニター重量、天板の確認状況を選ぶと、仕様上の候補を整理します。机の強度や補強の要否は別に確認してください。
1. 取り付ける画面数は?
2. モニター1台の重さは?
3. 天板は確認しましたか?
選択すると、最初に比べたい候補が表示されます。
※ 仕様範囲に入るかを整理する目安です。VESA、天板強度、取付部の形状、壁との余白もメーカー条件で確認してください。
Pixio PS1S Wave:1台をすっきり置きたい
17〜32インチ向けのシングルアームです。画面を1台に絞るなら、モニタースタンドの脚が占めていた場所を空け、キーボードやノートを置く余地を作りやすくなります。前後・左右・回転を調整できるため、正面位置を決めたあとに姿勢へ合わせて微調整できます。
VESAは75×75と100×100に対応します。PSW1Sはクランプ式(天板厚10〜50mm)とグロメット式(天板厚10〜45mm)が案内されているため、机の端と裏側の補強フレームまで測っておくと、金具が干渉しにくくなります。1kg未満のモニターは使用できないため、軽量ディスプレイでは本体重量も確認してください。
エルゴトロン LX:大きめの1台を動かしたい
34インチまでのシングルモデルです。画面を手前へ引く、奥へ戻す、縦向きに回すといった動作を頻繁に行うなら、可動範囲と重量条件を細かく確認できるLXが候補になります。VESA MIS-Dの75×75・100×100に対応し、34インチまでの画面を1台で使う構成に合わせやすい仕様です。
対応重量は3.2〜11.3kgの範囲です。軽いモニターは下限を下回ることがあるため、スタンドを外した本体重量をメーカー仕様で照合してください。アームを伸ばしたときに机の後端へ力がかかるので、壁との距離が短い机では、希望する位置まで動かせるかを先に確認します。
Pixio PS2D:2画面を一つの土台でまとめたい
17〜35インチに対応するデュアルアームです。資料と作業画面を同時に表示したい場合、左右の画面を個別に調整でき、机上をスタンド2台で占有しにくくなります。VESAは75×75と100×100、前後・左右・回転の調整に対応しています。
1本ごとに重量条件が設定されているため、2台それぞれの本体重量を確認します。クランプ式とグロメット式の取り付け方法があり、PS2Dはクランプで天板厚10〜50mm、グロメットで10〜45mmが案内されています。幅80cmでは、2台を横並びにしたときの外寸と、アームを後ろへ逃がす距離を実測してください。
幅80cmで、画面をどこまで置けるか
2台を同じ平面に横並びにする場合、必要な横幅は「左のモニター外寸+右のモニター外寸+中央のすき間」です。例えば外寸が各50cm、すき間が2cmなら102cm必要で、80cmの机から左右合計22cmはみ出します。これは寸法の計算例で、紹介製品の取り付けを保証する値ではありません。
左右にはみ出せない場所なら、この配置は成立しません。1台にするか縦置きなどの配置を改めて考えます。そのうえで、背面の壁、アームを折りたたむ空間、天板裏の補強材に干渉しないかをメーカーの取付図と現物で確認します。
購入前に確認すること
- 画面の外寸:インチ数だけでなく、ベゼルを含む横幅を測ります。2台置く場合は、左右の余白と中央のすき間も見ます。
- モニター本体の重量:スタンドを外した状態で、各アームの対応範囲に入るか確認します。1kg未満など下限がある製品にも注意が必要です。
- VESA取付穴:背面の穴間隔が75×75または100×100など、製品の対応規格と合うかを確認します。
- 天板と壁の距離:クランプを挟める厚み、天板裏のフレーム、壁までの奥行きを測ります。
価格と在庫は2026年8月30日時点の販売情報です。購入時は表示価格や在庫状況が変わる場合があります。
よくある質問
幅80cmの机でデュアルは使えますか?
机幅だけでは取り付け可否を決められません。正面に横並びにするなら、2台の外寸幅と中央のすき間を足し、机幅80cmと左右にはみ出してよい幅の合計以内か確かめます。天板強度・固定方法・後方の可動空間も別に必要です。
9kgを超えるモニターはどれが使えますか?
9kg超〜11.3kg以下ならLXまたはPS2D、11.3kg超〜15kg以下ならPS2Dが対応範囲です。PS1S Waveは上限9kg、15kgを超えるモニターは今回の3製品の範囲外です。重量はスタンドを外した本体で確認し、VESA穴と天板厚も照合してください。
クランプ式とグロメット式はどう選びますか?
天板を挟めるならクランプ式が手軽です。後端の形状で固定できない場合は、穴を使えるグロメット式を検討します。
迷ったときの選び方
モニター1台で17〜32インチならPixio PS1S Wave。34インチまでの画面を細かく動かしたい、または重量条件を厳密に合わせたいならエルゴトロン LXです。2台を使うならPixio PS2Dを、横幅と後方スペースが収まるか測って選びます。
先に机とモニターの寸法を測り、次に重量とVESA穴を照合すれば、自宅の机で成立する配置を絞り込めます。
出典・確認先
メーカーの製品情報・取扱説明書・サポート情報です。仕様は記載の確認日時点のものです。販売される型番・版の条件も購入前に照合してください。
- PSW1S モニターアーム シングル 公式製品ページ(確認日:2026/8/30)
- PS2D デュアルモニターアーム 公式製品ページ(確認日:2026/8/30)
- Ergotron LX Desk Monitor Arm 仕様資料(2024年版PDF)(確認日:2026/8/30)